家族の昼ごはんを考える日のガイド
POKOTABI TRAVEL TIPS / FAMILY LUNCH
子どもと食べる東京の昼ごはん
食べたいものが見つかって、座る場所が決まって、大人も温かいうちにひと口。東京で家族の昼ごはんを考えるなら、人気の店を探す前に、その日の食べ方を決めておくと少し楽になる。

大人の「行きたい」と、子どもの「食べたい」の間で
午前中に公園で遊んで、そろそろお昼。親は行ってみたかった店を思い浮かべるけれど、子どもはもう歩きたくない。そんな日の店選びでは、評判の一皿と同じくらい、座れる場所と、食べ始めるまでの見通しが大切になる。食事のための小さな準備は、東京らしいランチをあきらめることとは違う。
家族の外食に必要なものは、年齢やその日の調子で変わる。自分の一皿を選びたい子もいれば、まだ少量を食べる子もいる。ベビーカーのまま座りたい日と、椅子へ移りたい日でも、使いやすい席は同じではない。店を探す前に「今日はどう食べたいか」を少し話しておくと、候補を絞りやすくなる。
ここでは、子ども向けの料理を探す西新宿の一軒、年齢別にメニューを読む大塚の一軒、ベビーカーでの席を考える二子玉川の一軒を手がかりに、家族で食べる日の段取りを整理した。三つの街を一日で回るコースではない。今日いる街と、家族に必要な条件が重なる店から見てみよう。
最初に決めるのは、店名より食べ方
「子連れで行ける店」からもう一歩具体的に。いまの家族に必要なのは、どの組み合わせだろう。
一皿を選ぶ楽しさから
キッズメニューは、名前と中身を見比べる
子ども用の料理があるとわかったら、次に見たいのは、その一皿に何が入っているか。オムライスと海老フライなのか、ハンバーグとごはんなのか。好きなものが見つかる一方で、付け合わせまでは食べきれないこともある。大人が値段だけで決めず、写真を一緒に眺めてみると、注文の相談がしやすい。
ロイヤルホストの公式キッズメニューには、オムライスと海老フライのプレート、煮込みハンバーグのプレート、パンケーキなどが紹介されている。ただし、公式一覧は新宿三井ビル店と新宿店を、販売商品や価格が異なる店舗として挙げている。全国向けの写真と価格を見て、そのまま西新宿の店で同じ注文ができると思わず、店舗限定メニューを開こう。



新宿三井ビル店は西新宿2-1-1、新宿三井ビル1階。近くには、新宿アイランド1階のロイヤルホスト新宿店もある。似た店名でも別の店舗なので、待ち合わせやメニューの確認では住所まで合わせておきたい。家族に必要な椅子や席の配置についても、ブランド名から推測せず、利用する店に確認する。
子どもが大人と同じ料理を食べたい日なら、取り分けられるか、少量の料理があるかを相談する方法もある。キッズメニューの対象年齢、飲み物の付け方、人数ごとの注文条件は店の案内で確かめたい。子ども用の皿があることだけで、すべての年齢や食べ方に合うとは限らない。
ロイヤルホスト新宿三井ビル店の場所を見る ↗好きなものを少しずつ
サラダバーは、席を離れる時間も含めて選ぶ

家族で食べたいものが違うとき、料理を自分で選べるサラダバーは候補になる。ただ、座っていれば一皿ずつ届く食事とは動き方が変わる。子どもを見ながら皿を運べるか、飲み物を取りに行くときはどうするか。料理の種類と同じくらい、そのテーブルで無理なく食べられるかを考えたい。
シズラー大塚駅前店は、豊島区北大塚2-26-1、ba01の2階。公式店舗ページから開くキッズメニューには、3〜6歳と7〜12歳の区分がある。確認したPDFでは、サラダバーのみの場合、3〜6歳は税込1,221円、7〜12歳は税込1,969円。年齢を伝えて注文を相談すると、家族の会計も考えやすい。
この金額は大人の料理や家族全体の総額ではない。また、サラダバーだけの注文と、料理が付く子ども向けメニューでは、内容も価格も変わる。大人の一皿を決めたあとで、子どもはどの区分・どの組み合わせになるかを見ておこう。3歳未満や13歳以上の扱いは、この表から推測せず店舗へ確認したい。
席に着いたら、全員で一度に料理を探しに行くより、子どものそばに残る人と取りに行く人を相談しておくと動きやすい。大人が一人で子どもと行く日は、皿を運ぶ回数も含めて、その日に合う食べ方かを考える。たくさん選べることを、たくさん取らなくてはいけない理由にしなくていい。
シズラー大塚駅前店を詳しく見る ↗

小さな子と過ごす席
ベビーカーの「入れる」を、もう少し詳しく
ベビーカーで入店できるという情報があっても、そのままテーブルにつけられるのか、入口で畳むのか、置き場へ預けるのかは別の話だ。眠っている子を起こさずに食べたい日には、その違いが大きい。人数と一緒に、ベビーカーの台数、畳めるか、そのまま席に置きたいかまで伝えておくと相談しやすい。
100本のスプーン FUTAKOTAMAGAWAは、玉川1-14-1、二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット2階にある。公式ページは、ベビーカー置き場、ベビーカーで通れる通路、そのまま席へ案内できることを写真とともに紹介している。4〜6人用のBOX席や授乳室の案内もある。ただし、希望の席や設備を来店時に必ず使えるという保証ではないので、必要な条件は事前に相談したい。



料理では、大人と同じ味や盛り付けを楽しめるハーフサイズを紹介している。公式メニューページにはハンバーグやドリアなど、フルとハーフのある料理が載っているが、すべての料理にハーフがあるわけではない。量を小さくすることと、味付けや使う食材が変わることも別だ。写真のサイズ感だけで決めず、内容を見て選ぼう。
離乳食は、公式案内で初期・中期・後期の三つを無料提供すると紹介されている。その日の提供内容と、子どもが普段食べている段階や食材を確認して相談したい。無料という表示だけで、すべての子に合う食事だと判断しない。食べられないものがある場合の確認は、次の節で改めて整理している。
家族向けの設備が充実した店でも、席を待つ日はある。公式サイトにはランチの混雑や受付に関する案内がある一方、予約についてはページにより記載の違いも見られた。ランチの予約ができると決めて出かけず、最新の予約画面か店舗への電話で確認しておこう。待てない場合に近くでどう過ごすかまで考えておくと、当日の選択肢を残せる。
二子玉川店の公式案内を確認する ↗食べられるものは、写真から決めない
食物アレルギーや食事上の制限がある場合は、メニュー名や見た目だけで判断せず、最新の公式一覧と店舗の案内を確認する。ロイヤルホストは、低アレルゲンという名前のメニューも、症状が起きないことを約束するものではないと説明している。表示の言葉を、食べられるという保証に置き換えないことが大切だ。
100本のスプーンの公式資料にも、店舗や時期による食材の変更、共通の調理設備の使用、料理の一部変更を受けられないことなどが記載されている。苦手なものを少し抜く相談と、アレルギーに対応する相談は同じではない。必要な確認は来店前に行い、対応が可能と決めつけず、回答を確かめてから店を選びたい。
離乳食や普段の飲み物を持参したい場合も、持ち込みや温めの可否を店舗に確認する。子ども向けメニューがあることと、持参したものを店内で使えることは別。出かける前に問い合わせ先を控えておけば、当日の入口で一から説明せずに済む。
家族のランチは、全員が同じものを食べなくてもいい。
子どもが自分で選んだ一皿を食べ、大人は温かいうちに好きなものをひと口。外食の満足は、完食した皿の数や立ち寄った店の多さだけでは決まらない。途中で気分が変わることも含めて、今日の家族が食べやすい形を探したい。
100本のスプーンの紹介写真で親子が持っているグラスは、子どもの分についてはぶどうジュースと説明されている。大人と同じように乾杯したい気持ちも、小さな食事の楽しみになる。ただ、写真にある演出や料理をそのまま注文できるとは限らないので、当日のメニューで選んでみよう。

ランチの前後に、小さな余裕を残す
出発前は、入口までを考える
駅から店までの距離だけでなく、エレベーターで上がれるか、建物のどの入口へ向かうかを確認する。近くの出口が階段なら、別の経路を選ぶこともある。ベビーカーでの移動時間は、普段の徒歩より余裕を持って組み立てたい。
到着したら、待ち方を確かめる
順番待ちの受付が必要か、呼び出しをどう受けるかを入口で確認する。少し離れて待てるかも自己判断せず、店の案内に従う。子どもが待つのを難しそうにしていたら、当日の別の候補へ切り替えてもいい。

食事中は、大人の動きも軽くする
取り皿や子ども用食器が必要なら、注文時に相談する。熱い料理が届く場所や、テーブル上の荷物も整えておく。店で借りられるものを最初から決めつけず、持参するものと相談するものを分けて準備しよう。
食後は、次の予定を詰め込まない
会計、トイレ、荷物の整理、ベビーカーへの移動までを食事の時間に含める。食べ終わった瞬間に次の予約へ走る予定にはせず、近くで休む余地も残しておきたい。
予約のときに伝えると、話が早いこと
「子ども連れです」だけで終わらせず、その日に必要な条件を短くまとめよう。希望を送っただけで手配が確定したとは思わず、店舗の回答を確認する。
人数と年齢
大人と子ども、それぞれの人数と子どもの年齢。席が必要な乳幼児も含め、予約画面の案内に沿って伝える。
ベビーカーと椅子
ベビーカーの台数、そのまま席へ置きたいか、子ども用の椅子が必要か。使える設備と空き状況を分けて確認する。
食事と持ち込み
食べられない食材、必要な確認、離乳食などの持ち込み希望。対応できる内容か、事前に回答をもらう。
時間と変更の連絡先
到着時刻と、次に動かせない予定がある場合の時間。遅れや人数変更が出たときの連絡方法も控えておく。
今日いる街から、一軒を選ぶ
食事のために東京を横断するより、その日の行き先と条件が重なる店から。以下は公式情報と照合した、POKOTABIで場所を確認できる店舗だ。
西新宿 / 新宿三井ビル
ロイヤルホスト 新宿三井ビル店
新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル1階
子ども向け料理を探す日の候補。全国向けキッズメニューの価格と異なる店舗として案内されているため、店舗限定メニューを確認したい。
新宿三井ビル店を見る ↗公式の店舗案内を見る ↗西新宿 / 新宿アイランド
ロイヤルホスト 新宿店
新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランド1階南101
新宿三井ビル店とは別の店舗。こちらも店舗限定メニューの対象なので、住所を照合してから食事と席を相談する。
新宿店を見る ↗公式の店舗案内を見る ↗大塚 / ba01
シズラー 大塚駅前店
豊島区北大塚2-26-1 ba01 2階
年齢別の子ども向けメニューを公式ページから確認できる。料金に何が含まれるかと、料理を取りに行く動きを合わせて考えたい。
大塚駅前店を見る ↗公式の店舗案内を見る ↗子どもとのランチで、迷いやすいこと
ベビーカーで入れるなら、そのまま席につける?
入店の可否、席への持ち込み、置き場の利用は別に確認したい。100本のスプーン二子玉川店のように席までの案内を公式に紹介する店もあるが、希望する配置を必ず使えるとは限らない。台数と希望を店舗へ伝えよう。
キッズメニューの価格は、同じチェーンなら一緒?
店舗によって異なる場合がある。ロイヤルホストは新宿三井ビル店と新宿店を、販売商品や価格が異なる店舗として案内している。利用する支店のメニューを確認しよう。
シズラーの子ども料金は何歳で分かれる?
今回確認したキッズメニューには3〜6歳と7〜12歳の区分がある。サラダバーのみか料理付きかでも内容と価格は違う。3歳未満や13歳以上の扱いを、この区分だけから推測しないで店舗へ確認したい。
無料の離乳食があれば、何も確認しなくていい?
無料という表示と、子どもに合う内容かどうかは別。提供内容や食材、普段の食べている段階を確認して相談する。持参する場合の扱いも店ごとに異なる。
昼の混雑を避けるなら、何時が正解?
すべての店で空いている共通の時刻はない。公式の営業時間や受付方法を確かめ、家族が食べやすい時間から考える。早く行けば必ず待たない、遅めならメニューが全部ある、といった前提は置かないでおこう。
取り分けや、子どもだけ注文しない利用はできる?
注文条件は店やメニューによって違う。人数と年齢、希望する食べ方を事前に相談する。子ども向け料理があることを、すべての取り分け方が認められるという意味にはしない。

少し予定がずれても、ひと口食べて機嫌が戻る日もある。お気に入りの一皿を探す前に、座れる場所と、待てる時間を考えておこう。子どもも大人も、自分のごはんを楽しめたら、それで今日の東京ランチは十分いい時間になる。
確認した公式情報と写真の出典
2026年10月24日に確認した各店舗・運営者の公式情報をもとに編集しました。価格、対象年齢、提供内容、予約や設備の利用条件は、訪問前に最新の案内をご確認ください。写真は運営者が公式に掲載したものです。撮影日は確認できていません。チェーン全体の料理写真は、掲載した個別店舗の当日の取り扱いを保証しません。席や設備の写真も、希望の席が必ず利用できることを示すものではありません。


